YouTubeライブで失敗しないために準備、ライブ配信中、ライブ配信後でやるべきこと

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今回は、YouTubeでライブ配信をするときに失敗しないコツを、準備、ライブ配信中、ライブ配信後の3つに分けて、解説をします。

コロナ禍で、YouTubeを使ってライブ配信を始める人も増えてきたので、これからYouTubeライブをしたい方は、参考にしてください。

ライブ配信の準備

ライブ配信をする日時を決める

まずは、ライブ配信をいつやるのか?「日時」を決めましょう。ライブ配信をやるときは、他の人と重ならないことが大事です。

YouTubeは、1つのテーマを、多くのYouTubeチャンネルでシェア(分け合い)しています。これは、YouTubeチャンネルとしては、盛り上がりにつながる良い点です。

しかし、ライブ配信においては、視聴者の取り合いになってしまいます。そのため、他の人が「いつライブ配信をしているのか?」に気を配りながら、ライブ配信をする日時を決める必要があります。

同じジャンルのYouTubeチャンネルが、20~22時でライブ配信をしているのなら、自分たちは、23時からライブ配信をしてみるなど、他の人と日時をずらすようにしましょう。

ライブ配信は、リアルタイムでの視聴者の取り合いになるため、チャンネル登録者が少ないうちは、ライブ配信をしても、視聴者が集まらない場合もあります。

視聴者のライフスタイルに合わせる

私の「動画集客チャンネル」でも、朝や夕方、深夜などで、ライブ配信を試してみたところ、24時以降が、人が集まりやすかったです。

これは、視聴者のライフスタイルを考えると、動画集客チャンネルの視聴者は、YouTuberが多く、深夜に手が空く人が多く、その時間帯に、ライブ配信をするのが、合っていました。

このように、視聴者のライフスタイルを考慮して、ライブ配信をする日時を決めることも重要です。

ライブ配信の内容を決める

ライブ配信で、最も重要なのは「時間の共有」です。せっかく視聴者と同じ時間を共有するのですから、リアルタイムで参加したくなる企画を考えるようにしましょう。

配信をする時間は、初心者なら「1時間」を目安にライブ配信をしてみましょう。そして、最後まで、視聴者が楽しめるようなライブ配信を企画しましょう。

1時間の配信なら、15〜20分ごとに企画を変えていくのもありです。

最悪の場合、コメントが来ない場合もあります。なので、コメントがなくても成り立つ企画や台本にしておきましょう。

コラボ配信も検討する

ライブ配信を企画するときには、ゲストを招いての「コラボ配信」も検討しましょう。

コラボ配信をするときに、あなたが呼びたい人、話したい人で、コラボする相手を選んでしまうと、視聴者が集まらないことがあります。

視聴者は、YouTubeチャンネルのファンであって、コラボするゲストのファンではないからです。

コラボ配信をするときは「企画」を優先して、自分だけでは成立しない企画を考えましょう。そして、その企画を実現するために、どの人をゲストに招いたらいいかを考えるのが、コラボ配信を成功させる秘訣です。

コラボ配信をすると、ゲストのファンが見に来てくれて、自分を知ってもらえる機会にもなります。

ライブ配信の告知をする

ライブ配信を、いきなり始めても、誰も見に来てくれません。必ず、1週間前には、告知をしましょう。

告知は、動画、コミュニティ機能、ブログ、SNS、LINEなどを使いましょう。

1週間前に告知をしても、忘れてしまう視聴者もいます。1週間前だけでなく、3日前、前日、当日など、繰り返し告知をしましょう。

告知をするときは、ライブ配信の企画に合わせて、質問やコメントを集めるのもオススメです。

ライブ配信中の注意点

YouTubeのルール違反にならないように

YouTubeライブも、動画と同じく、YouTubeのコミュニティガイドラインや、収益化ポリシーなどのルールが適用されます。

人の目、AIで、YouTubeライブもチェックがされていますので、安心安全な内容のライブ配信をするようにしましょう。

最初からテンション高めにはじめる

ライブ配信をアーカイブ(動画)として、YouTubeチャンネルで公開するのなら、ライブ配信の開始時に、テンションが低く、ダラッとはじめてしまうと、視聴維持率が下がってしまいます。

最初の5分は、視聴者が集まってくるまでの時間として、1人でしゃべりはじめて、コメントが溜まってくるのを待つようにしましょう。

ライブ配信中のコメント対応

コメントを読むときには、コメントを書いてくれた人の名前も読むようにしましょう。名前も読むことで、コメントしてくれた人も、喜んでくれます。

Stream Yardという、ライブ配信サービスを使うと、コメントを映像に表示することもできます。

コメントを読むときには、全てのコメントを読んでしまうと、コメントをしてくれた人は喜んでくれるのですが、アーカイブで見たときに、退屈な時間になりがちです。そういったことも考慮して、コメントを拾って読むようにしましょう。

私は、ライブ配信の内容が良くなるコメント(いい質問、他の視聴者にも役に立つ)を拾って読むようにしています。

ライブ配信の視聴者が多くて、コメントも読みきれないような場合には、スーパーチャットを導入して、読むようにしてもいいかも知れません。

コメント管理は慣れが必要です。回数をこなしながら、自分に合ったやり方、視聴者が喜んでくれる形を探していってください。

荒らし対策

ライブ配信を妨害する「荒らし行為」の対策も必要です。アンチや、フラッと見に来た人などが、嫌がらせをしてくることがあります。

ライブ配信での荒らし行為は、コメントに無意味な文字を書き込んだり、卑猥な言葉を書き込んでくる人がいます。

そういった荒らし行為に対しては、配信者側で「ブロック」や「削除」などの対応を取ることができます。ですが、その対応までやっていると、配信に支障が生じることがあります。

そこで、ライブ配信をするときは、視聴者から「モデレーター」を選んでおきましょう。モデレーターに選ばれた人は、コメントの荒らし行為をしている人をブロックしたりできます。

モデレーターの設定方法は、ライブ配信の視聴者から、モデレーターに追加したい人の右横に表示されているアイコンから「モデレーターを追加」をクリックするだけです。

YouTubeライブでモデレーターを追加する

ライブ配信の終了時間は守る

ライブ配信をしていると、楽しくなって、予定よりも配信時間が伸びてしまうことがあります。

これは、ライブ配信のあるあるですが、配信時間の延長はできるだけ避けましょう。ライブ配信の視聴者の中には、ライブ配信に合わせてスケジュールを調整してくれている人もいます。

予定を過ぎても、ライブ配信をしてしまうと、予定を空けていてくれた人を困らせてしまいます。

あなたの本当に好きなファンにとっては、ライブ配信の終了時間を守ることも大事です。名残惜しいくらいで、終わるのが丁度いいと思います。

アーカイブで見たときにも、ダラダラとライブ配信を続けてしまうと、視聴維持率が下がります。なので、時間を決めて、その時間でキレイに終わるようにするといいでしょう。

次回の告知をする

ライブ配信を終えるときは、次回の配信予定がきまっているときは、しっかり伝えましょう。

ライブ配信を固定するのもいいでしょう。「毎月1回、第4金曜日に必ず配信する」とすれば、視聴者としても参加しやすいでしょう。

ライブ配信が終わった後

ライブ配信をアーカイブに残すのか

YouTubeライブは、配信後に、アーカイブとして公開されます。このアーカイブとして残すのか?残さないのか?を考えておく必要もあります。

アーカイブのメリットは、ライブ配信がみれなかった人も、後から見ることができる。楽しむことができるという点です。

アーカイブのデメリットは、ライブ配信だからと、変なこと言ってしまったなども、残ってしまう点です。

私の場合は、視聴者にとって勝ちがあるライブ配信だったのか?を基準にアーカイブに残すかを決めています。

ライブ配信中は、盛り上がっていても、内容が薄い場合もあります。そういうときは、アーカイブを残さない場合もあります。

アーカイブに残したライブ配信も、視聴時間に加算されます。そのため、つまらないライブ配信を残してしまうと、参考になるデータが残らなくなってしまいます。

ライブ配信を編集して、公開をする場合

ライブ配信を、編集して公開するのはOKです。

編集をしてから、公開するときの注意点としては、YouTubeスタジオの中で、カットすることができますが、ちょっとでも編集をすると、ライブ配信中のコメント(チャット)が全て消えてしまいます。

ライブ配信のオープニングをカットしただけでも、コメントが全て消えてしまうので、注意をしてください。

ライブ配信は既存ファンとの関係を深める

ライブ配信のいいところは、いまいるファンとの距離を近くする効果があるところです。新規のお客さんやファンを集めるよりも、いまいるファンとの関係を深くする面が強いです。

動画編集はめんどくさいから、ライブ配信でいいかなと思うかも知れませんが、普段の動画をみていなくて、ライブ配信だけで来た人は、関係性が浅いことがあります。

動画をしっかりと作りながら、ライブ配信で、プレミア感を出して、ファンにするきっかけにするのがいいと思います。

ライブ配信をすることで、フリートークや思考力が鍛えられます。それが、動画にも活きます。

ライブ配信をうまく使って、YouTubeチャンネルを成長させていってください!

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