YouTubeに新しく追加された機能「動画自己判断プログラム」について紹介します!
「動画自己判断プログラム」は、自分の動画に広告がつくかつかないかが事前に分かる機能です。
動画をアップしても「収益化」が保留になってしまい、理由もわからなかった人も多かったのですが、収益化できない理由がわかるようになりました。
まだ一部のクリエイターだけですが、これから利用できる人がどんどん増えていきますので、予習のつもりで知っておいてください。
動画自己判断プログラムの使い方
YouTubeスタジオから動画をアップロードして、「収益化」をONにすると、「広告の適合性」の画面が表示されます。
ここでそれぞれの項目で、自分の動画が広告をつける条件をクリアしているかを確認してください。
内容によっては広告がつかない、または一部の広告主には適していないので、みんな広告をつけるのを控えて、表示される広告が少なくなる、収益が少なくなることになります。
すべての項目をクリアしている場合は、一番下にある「上記以外」をチェックしてください。
あとは動画を公開にするだけです。
これで、YouTube の自動システムによりクリエイターの動画に対する判断が正しいか判定が行されます。
問題なければ収益化できますし、判定に問題があれば収益化ができない、もしくは保留になります。
保留になった場合、自己診断プログラムで自動システムの判定に同意できない場合は、人間による審査をリクエストすることもできます。
そうすることで、広告収益の審査担当者が動画を確認し、問題点を教えてくれるので「デリケートな問題」「不適切な表現」「暴力」などの項目で両者の意見の違いを知ることができます。
動画に最初から広告を付けたいという場合は、限定公開にして、きちんと審査が終ってから公開にしたほうが良いです。
こうやって毎回動画をアップするたびに自己診断プログラムを使っていき、クリエイターの動画の評価が一貫性を持って正確に行われている場合、クリエイターによる判断が自動システムよりも信頼されるようになり、広告がスムーズにつくようにもなります。
自己診断動画が20本を超えると自己評価が、YouTubeの自動システムによる評価とどれだけ一致しているかも確認できるようになります。
さらに信頼できるクリエイターの判断は、YouTube全体のシステム改善に役立てられ、YouTubeで収益化を行うクリエイター全員の広告審査基準にも関わってきます。
毎回、収益化が保留にあるから、限定公開にして確認して、広告がつかないと、一旦削除してから動画を再アップロードしている人もいます。そういう人が一人でも減ると良いですね!
動画自己判断プログラムの注意点
この自己診断プログラム、これから使えるクリエイターがどんどん増えてくると思いますが、気をつけなければいけない点が2つあります。
1:できる限り正確に評価をする
「動画自己判断プログラム」は、クリエイターの広告審査に対する認識を正しくし、YouTube側の広告審査とのズレを無くすためのものです。
自己評価された情報をもとに、動画の収益化を有効にするかどうかを決める仕組みとなっているため、できる限り正確に評価することが重要となります。
自己診断で悪質な誤りが繰り返された場合は、YouTubeパートナー プログラムへの参加資格、収益化の権利を失う場合があります。
まずは広告ポリシーをしっかり読み込んで理解を深める必要があります!
2:YouTubeのガイドラインを守る
もちろんですがYouTubeの基本ルールであるハイドライン、著作絵kん侵害、いじめ、アダルトなどの基準はクリアしていること。そして、収益化ポリシーである、オリジナル性の低い、繰り返しの多い、大量生産できる室の低いコンテンツであないことが前提です。
それらをクリアしていても、広告がつかない場合があり、その理由を知って、これからの活動に生かしてもらうのがこのプログラムの目的です。
テレビでは通常、広告主が放送前にコンテンツを確認して、問題がないかどうかを判断する機会があります。YouTubeでは、広告が掲載される動画すべてを広告主が確認することはできません。
YouTubeの広告ポリシーは、どのような動画なら広告主が安心して広告を掲載できるかが書いています。
広告収益を受け取りたいYouTuberは、この自己診断プログラムを生かして、安全なYouTubeチャンネル運用を心がけてください!