YouTubeで動画を作るときに「著作権」について考えることが多いと思います。
そこで今回は、私が動画を作る上で心がけている著作権についてお伝えします。
YouTubeで著作権侵害をしないために注意すべきこと
YouTubeで著作権侵害をしないために注意すべきことは、大きく2つあります。
お金を払わないと楽しめないものを動画で公開しない
1つ目は、お金を払わないと楽しめないものを動画で公開しないということです。
たとえばアーティストやアニメ、映画などの音楽、漫画、絵本、映画、ゲームなどなどは、普通はお金を払って購入して、自分で楽しむものです。これをYouTubeで無料で公開しないように気をつけています。
これをやってしまうと制作者・著作権を持っている人にお金が入らなくなってしまいます。そのため著作権という法律で規制しています。
有名な作品やアーティストの音楽を買ってつかったり、今週発売のジャンプの内容を写したり、映画館やレンタルしないと見られない映画を公開したりはやめましょう!
ゲーム実況もお金を払わなうと楽しめない内容を公開しているので、ここでクリア動画をアップしたりするとゲームを買わなくなってしまうのでアウトになります。
メーカーや作品によって公開の基準なども設けているところもありますし、ゲーム実況として許可を取ればOKだったりもするのでこ、のへんはしっかり調べないと痛い目を見ます。
他人の著作物を使わない
2つ目は、他人の著作物を使わないということです。
これは1と似ていますが、簡単にいうと、他人が作ったオリジナル物を使わないということです
たとえそれがネットで無料でダウンロードできるイラスト、音楽、動画であってもです。
基本的に人が作ったものには、その人のものです。私たちの勝手な都合で使ってはいけません。
もちろんそうした作品んの中では条件付きで使用を許可しているものもあります。
その場合は、「必ずクリエイター名やページのアドレスを入れてください」や「ひとこと連絡をください」などクリエイターに事前・事後の許可を取るものです。
私はフリーのイラストや音楽、もしくは有料で購入したものなど、きちんと段階をおって使うようにしています。
動画の中でドラゴンボールやワンピースのイラスト、アニメの画像、芸能人の写真、映画のワンシーンなどを使うのは著作権違反です!
もしあなたがドラゴンボールやワンピースの作者もしくは著作権を持っているのでしたら話は別ですし、芸能人の写真もあなたがその場にいて、自分で許可を得て撮影したものなら大丈夫です。
でも、ほとんどの場合がそうではなくでネットでダウンロードしたものや、違法に手に入れたものでしょう。
本当は法律に詳しい人からすれば色々ありますが、私はギリギリのラインを攻める気は無いので、できる限り著作権侵害に近くづくことはやらないようにしています。
著作権違反は親告罪
これには理由があり、著作権違反って基本的に親告罪なんです。
どういうことかというと著作権者が違反を見つけて「これ違反です!」って声を上げない限りは黙認なんです。
著作権に厳しい企業やメーカーは厳し目に取り締まっているし、違反したYouTuberには警告やペナルティを与えたりします。
だからといって、言われなければ使っていいか?ということはないですよね。
そんなことを続けていると、もし数年後に著作権者があなたの動画の著作権侵害を見つけてYouTubeに通報したら、ペナルティ、動画削除、広告収益の停止、アカウント停止、アカウント削除などなどいろいろなマイナスが出てきます。
著作権侵害って動画がYouTubeチャンネルにあり続ける限り、一生残り続ける問題なんです。だからこそ怖い。
そのため、私は先ほどいった2つのことに気をつけています。
- お金を払わないと楽しめないものをYouTubeで公開しない
- 他の人が作った作品を使わない。使うときは許可を取る、著作権フリーのものにする
これだけやっておけば、まぁ大丈夫かなと考えていますし、私も15年以上、TVや映画などのメディア関係の仕事をしていた人間なので基本的な知識は備わっています、
先日YouTubeが「重複コンテンツ」をアップロードしているチャンネルを削除すると発表しました。
これもある意味YouTubeにアップされている他のクリエイターの動画を自分のもののようにアップしている著作権侵害に当たります。
こうした著作権侵害の動画が多いとパートナープログラムの審査が通らずに広告収益化もできません。
「広告審査に落ちました」とコメントをくださる方、メッセージをくださる方がいるのですが、ほとんどが動画やサムネイルに著作権違反が見られます。
YouTubeのコミュニティガイドラインにもこう書いてあります。
著作権を守りましょう。自作の動画または使用権を認められた動画のみアップロードするようにしてください。
つまり、必要な許可を受けずに自作ではない動画をアップロードしたり、他者が著作権を所有しているコンテンツ(音楽トラック、著作権で保護された番組の一部、他のユーザーが作成した動画など)を自分の動画で使用したりしないでください。
YouTubeに動画を投稿するということはこのガイドラインに同意しているということです。
知りませんでしたではすみません。違反したらどうなるかをしっかり書いてあるので、著作権侵害でいきなりペナルティを課せられても文句はいえません。
まとめ
今回は私がYouTube動画を作る上で気をつけている著作権2つのルールについて話しました。
私も法律の専門家ではないので、コメントに「私の動画はどうですか?」「この場合は大丈夫でしょうか?」といただいても分かり兼ねますので、自分でネットで調べるか、専門家に相談ください。
今回はあくまで私のYouTubeチャンネルで気をつけるポイントです。
ゲーム実況や商品レビュー、音楽などなど皆さんのジャンルによっては他にも気をつけなければいけない部分もあると思います。ですが、今回のこの2つはまず最低限守ってくださいね。