YouTubeで毎日投稿するメリット・デメリット【解説】

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YouTube毎日投稿のメリットとデメリットを2つずつお伝えします。

私の動画のコメントで「毎日投稿した方がいいかどうか?」と質問されることもあり、投稿ペースに悩んでいる人もいるので、参考にしてください。

YouTubeに毎日投稿をするデメリット

まずは、YouTubeで毎日投稿をするデメリットから解説します。

1:体と心と生活を壊す

毎日投稿ということは毎日動画を作るということ。ジャンルにもよりますが、1本作るのに平均3時間かかります。

僕は台本、撮影、編集、チェックまで入れると5時間くらいかかっています。さらに長い人だと1日〜3日くらいかる人もいます。

もちろん編集無しでトークだけで取ったものをそのままアップして伸びている人もいますけど、それはトークが上手かったり、顔が良かったり、その人にものすごいスキルがある場合ですよね。そういう人はごく一部です。

あなたの今の生活ありますよね仕事や学校、勉強、飲み会、家事、育児、睡眠。その中で、さらに3時間の時間をひねり出すってそうとう厳しい!

睡眠時間は一番削ってはいけないところです。

鬱病や病気になりやすい人、肥満体質の人など体に悪影響がある人は睡眠時間が短いというデータもあります。

最低でも6時間はねないと、次の日の仕事や生活に影響が出ます。

私の周りでも毎日投稿をがんばって体を壊した人、病んでしまって仕事にも影響出た、子供が生まれたばっかりなのに、動画作って育児を手伝わず奥さんから恨まれている人などたくさんいます(僕ではないですよ)。

毎日投稿にこだわり、YouTubeに夢中になるあまり、体や生活に影響が出てしまうんです。

トップYouTuberみたいに月収何百万というのを夢見て「私もあんなふうになるんだ!」と夢中になってしまって、大切なものを見失わないでくださいね。

2:視聴者が飽きる

毎日投稿をしていると、ネタがなくなってきます。

僕も5年くらいやっていて、600本くらいこのYouTubeの伸ばし方というジャンルでやっていますが、もうある程度は網羅した感じはあります。

もちろんこれまでの動画をさらに細かくすればいろいろできるんですが、結局は二番煎じ感がいなめないし「それ前にも似たようなことやったじゃん!」って思われると飽きられてしまいます。

YouTubeチャンネルの登録者や動画の再生数を増やして、チャンネルを伸ばしていくためには「視聴者におもしろい」と思わせること。常に視聴者を満足させる必要があります。

でも、YouTubeを始めたばかりだとそこまでネタのストックがない、面白い企画を思いつくセンスも育っていない、だんだんとネタが似たような感じになってくる。結果的に視聴者もあきてくる。

もちろんどんどん投稿するのも大事ですが、やはりネタを考える、仕入れる時間も大事です。

そのネタはどうやって増やすんだというと、自分のジャンルが料理だとしたら、新しいレシピを考えて実際に作ってみたり、ゲーム系だったらゲームの腕を上げたり、あとは同じジャンルで伸びてる人のチャンネルを分析したり、あとは僕は人にあったり、話をしたりすることで新しいネタを思いついたりもします。

YouTubeってアウトプット、自分の経験や知識、スキルをだす作業です。

アウトプットの反対の言葉にインプット(経験を積んだり、知識を入れる作業)があります。良いインプットができていれば、良いアウトプットもできる。いい動画ができることに繋がります。

ネタが尽きて視聴者に飽きられないように、出すだけでなく、入れるということも考えておきましょう!

YouTubeで毎日投稿をするメリット

続いて、YouTubeで毎日投稿をするメリットについてです。

1:YouTubeチャンネルの評価が上がりやすい

YouTubeはチャンネルの総再生時間によってランク付けがされ、それによって関連動画や検索にもおすすめされやすくなります。

つまり、最初のうちは総再生時間が溜まっていないのでチャンネルのランクが低く、検索でも関連でも出にくいということです。これが再生数が伸びにくいことに繋がります。

初心者がそれをクリアするにはとにかく動画の数を増やすこと。毎日投稿すれば動画が増え、それだけ見られるチャンスが増えます。

5分の動画を1分見てくれたら再生時間は1分。そういう人が5人いたら、再生数は5回、総再生時間は1分×5回で5分ですよね。そういう動画が1本ではなく10本あったら、総再生時間は10倍の50分になります。

こうやって数を増やしながら再生時間をためていくわけです。

これを聞いて「めんどくさいな」と思ったでしょう?YouTubeはめんどくさいんです。近道はありません。

最初はコツコツと続けるしかないです。すべてのYouTuberが通ってきた道。毎日投稿して数を増やすことはすごく大事なことでもあります。

2:YouTuberとしてのスキルがアップする

動画の数と視聴時間について触れましたが、動画をの数を増やすのはコツコツやれば誰でも達成できます。

ここで動画の数と一緒に重要なポイントがあります。それは「できるだけ長く、最後まで見てくれる動画を作る」こと。

視聴時間・再生時間が長い動画をつくることが、はじめたばかりの初心者YouTuerはそこができないことが多いです。

さきほどの例でいうと、5分の動画を1分みた人が5人いたら、視聴回数は5回、再生時間は5分。

でも、5分の動画を3分まで見れくれた人が5人いたら、視聴回数は5回、再生時間は15分。そういう動画が10本あれば、150分!

単純に視聴時間が長い動画を作ればチャンネルの総再生時間をためるということが早く実現します!

自分が作りたいもの、やりたい編集を優先させて、視聴者を置いてきぼりにしてしまい、視聴時間も短くなりがちです。

僕も最初はそうでしたし、みんなが通る道です。

でも、数を作るうちにYouTubeアナリティクスから視聴維持率とかインプレッション数とか、クリック率とか、いろんなデータが分析できるようになり、自分の動画の問題点が分かるようになります。

最初から上手くできる人はいなくて、10本のうち9本は伸びない、伸びるのは1本。成功率は1割。

もっとスケ―ルを大きくすると90本伸びなくてそのあとの10本が伸びることもあります。それを繰り返して経験も知識もスキルもレベルアップします。

毎日投稿をすることで、データ分析が出来たり、自分の動画では何が受けるのかが分かったり、トークが上手くなったり、カメラの撮り方が分かるようになったり、編集が速く、上手になったりなどYouTubeとして必要なスキルが身に付きます。

以上が、毎日投稿のメリットです

YouTubeは短距離走ではなく、長距離走

短期間で結果を出すよりも、長い期間、安全に走り切ることのほうが凄いです。広告収益が目的の人も、長期的に毎月収益が振り込まれることが理想ですよね。

あなたの目的は「毎日投稿」ではないはずです。「YouTubeのチャンネル登録者・再生数をふやして、できるだけ長くYouTube活動をすること」だと思います。

そのために、健康やプライベートを犠牲にしてもいいか?というえばNOですよね。そこのバランスを大事にしましょう!

まとめ

今回は毎日投稿のメリットデメリットをお伝えしました。個人的には、毎日投稿はしなくてもいいと思っています。

おすすめは週2〜3本のペースを休まずに続けられるペースをつくるということ。

そのために生活のリズムを整えて、YouTubeに使う時間を毎日少しでも良いからつくる。

たとえば月曜日に台本を作って、火曜日に撮影して、水曜日に編集、そして木曜日に撮影して、金曜に撮影、土曜に編集して、日曜は休むというルーティンでもいいです。

勉強やスポーツと同じで毎日、YouTubeにふれることで少しずつレベルアップします。

そうすることで、コツが掴めてきて、伸びる動画、視聴者の反応がいい動画も分かってきて、コツを掴んでいきます。

一つの方法としては、最初のチャンネルは「テスト」として70%くらいの時間で様子を見て、自分にはどんな動画があっているのか?視聴者の反応はどうなのか?そのジャンルの市場はどうなのか?というテストをしてみるのもいいでしょう。

そこでとりあえず50本くらいアップして、データを取る。そして「これはいけそう!」と思ったら、いったんそのチャンネルを削除して、これまでアップした動画で視聴維持率が悪かったものは再編集してアップする。もしくは切り口を変えて新しくつくる。

ちょっと遠回りかもしれませんが、こっちのほうが早く成長することもあります。50本を節目にちょっと立ち止まって考えてみても良いと思います。

すべての動画でホームランは難しいです。視聴者の好みもあります。毎回ホームランは狙わなくてもいいので、三振しない、アウトにならない、毎回バットに当てられるようにコツコツとレベルアップ目指しましょう!

成長しない人はどんどん消えていきます。

本気でYouTubを伸ばしたいなら、しっかりと時間を使って、丁寧に動画を作りましょう!

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