駄菓子屋ゲーム博物館チャンネルさんから頂いた質問に答えたいと思います。
この方は東京都板橋区にあるレトロゲーム・コインゲームがたくさんおいてある駄菓子屋ゲーム博物館の館長さんで、動画の内容も昔なつかしの10円ゲームをしたり、そのゲームをクリア・大当たりするまで終わらない。といったテーマで作ったりしてます。
そんな館長さんから次のような質問をいただきました。
私のチャンネルは登録者数4桁なのですが、わりとコンスタントに動画を上げてきているんですが、最近、登録者数・再生数の伸びが鈍化してきました。
撮影や編集は慣れてきて、自分で言うのもなんですが、動画のクオリティは初期より多少良くなっているはずなのに、なぜか伸びが鈍化しています。
アナリティクスを見ても、これといった原因が見つかりません。こんな感じの伸び悩みを感じている若葉マークが剥がれかけのユーチューバーへのアドバイス、原因考察、対策動画とかありがたいです。
目次
今の動画のレベルで頭打ちになってきた
ゲームでいうとドラクエの最初のお城の回りでレベルを上げすぎて、敵も弱く感じるし、倒しても経験地が少ないからレベルも上がらない。
これを解決するには、次のエリアに行くこと、ストーリーをすすめて強い敵と戦うことで自分のレベルも上がりやすくなります。
では、具体的に何をするかというと4つ
- トークをもっと上手くする
- 新しいゲームパターン。いまだとゲームの楽しみ方や動画のパターンが決まっていると思います(修理・プレイ・かえれまてん)。新しいパターンを考える。
- 撮り方、見せ方の研究
- 撮影機材・編集ソフトのレベルアップ
まずは今の動画レベルの底上げを狙う。今がベストと思わないことが大事ですね。
コラボの目的はYouTuber同士のかけあわせで動画を面白くすること
あと、他のユーチューバーとコラボする場合、コラボの効果を最大化する方法、テクニックなどがありましたら、動画にしていただけるとありがたいです。
コラボ動画は、お互いのファンに見てもらうことで再生数アップ・登録者アップに繋がります。
コラボ動画をする際は2つ条件があます。
お互いのチャンネル登録者の属性が近い
コラボすることでお互いのチャンネル登録者が喜んでくれることが重要です。
今回の駄菓子屋ゲーム博物館だとゲーム・レトロ・駄菓子あたりなので、これが好きな人・この分野に近い人とコラボするのが良いですね。
悪い例としては若い女性のメイク系YouTuberとコラボしたりすると属性が合わないですよね。
コラボ相手はしっかり考えないといけません
情報発信力があるかどうか?
やはり動画を見てもらうには拡散・告知も大事です。そんなときにYouTube以外にもメディアが育っているとそこから視聴者がやってきます。
相手がYouTubeをやっていなくても、ブログの読者が多いとか、Twitterのフォロワーがおおいとか、リアルに影響力があるとか、そういった人とコラボすると、勝手に告知して盛り上げてくれます。
YouTubeライブは失敗できない!万全の準備をしよう
最近、YouTube Liveを始めた方がいいのかな、と思っておりまして、YouTube Liveをやる上での、諸注意、コツ、極意、ノウハウなどありましたら動画で教えていただけるとありがたいです。
YouTubeライブなんですが、私はどちらかというとライブ否定派です。あまりライブをオススメしていません。なぜかというと「失敗できない」からです。
私テレビの世界に15年近くいて、生放送の現場も何度も経験しましたが、生放送ってものすごい準備をします。
台本もしっかり書いて、出演者の打合せ、カメラマンなど技術者の本番を想定した練習。たった1時間の生放送でもすごい準備が必要です。
なぜかというと失敗できないから。放送事故をおこすと、視聴者がガッカリして、他のチャンネルを見てしまうから。
音楽系のアーティストも同じで、ライブツアーとかやると思いますが、あれも2時間とか3時間のステージでお客さんを楽しませるためにそのライブ時間以上のリハーサルを重ねています。
なので、まずは生放送・ライブはすごく大変ということを知っておいてください。
普段は5分とか10分の動画でしゃべるもの大変だと思ったいる人が30分、1時間の生放送を簡単と思っているのであれば、それは勘違いですね。
本気で動画を作っているなら、30分の生放送の怖さが分かるはずです。
あまりライブをしない私ですが、もしライブをするとしたらどんなところに気をつけるかをあげてみたいと思います。
まずは放送時間を決める
朝なのか?昼なのか?夜なのか?もっとも多く見てくれそうな時間帯と空きさせない時間にしましょう。あまり長いとお互いにだれちゃうし、退屈を感じると視聴者からの評価も下がります。
台本をしっかり作る
放送時間を決めたら全体の構成を考えましょう!できれば誰も見ていなかったり、コメントをくれなくても成立する内容にしましょう。
ラジオやテレビ番組だと、あらかじめサクラのFAXやメールを仕込んだりします。
視聴者と時間を共有し交流できる企画を必ず考える
いちばん大切なのは、視聴者と交流できる企画です。生放送と録画の違いって、視聴者からの生の反応だったりします。
リアルタイムでやり取りしたい・伝えたいから生放送をするんです。視聴者とやり取りできる企画を考えましょう
簡単なところだと質問コーナーです。
録画だとカメラに向かってしゃべっているので視聴者を意識することが少ないですが、生放送中は常に視聴者はあなたの動画を見てくれているので、常に視聴者を楽しませる意識が必要です。
なので考え込んでトークが止まったり、話すことがなくなるとかは言語道断。困ったときに本筋にもどれるようにきちんと台本は作っておきましょう。
ライブは難しい反面、うまくはまると、これまで以上に視聴者との関係を深くすることができますので頑張ってください!
やはりポイントは視聴者との時間・価値・感情の共有が上手に出来るか?これに尽きます。
まとめ
今回は駄菓子屋ゲーム博物館チャンネルさんからの質問に答えてみました。
これからも面白い質問くれた方にはこうして動画でお答えして行こうと思います!