動画編集の正解とは?YouTubeでフルテロップやBGM、効果音は必要?

YouTube向け動画編集

こんにちは。酒井です。YouTuberにとって、動画編集は切っても切れない作業ですよね。

私も、どういう動画編集をしたらいいですか?と聞かれますが、動画編集に正解はありません。

視聴者の年齢や動画のジャンル、テーマによって編集は変えていくものです。

というわけで、今回は、動画編集の思い込みについて、お伝えをしていきます。

動画のカット編集について

トークの間をカットするいわゆるジェットカット。エンタメ系や10代20代に人気のYouTuberをみるとジェットカットを使っていますね。

「あー」「えー」などの間をカットして、とにかく間を作らない。テンポを出すことで、視聴の離脱を防ぐ、最後まで見てもらえることに繋がります。

ジェットカットは、若い世代には有効なのですが、40代以上の人にとっては、テンポが早すぎて、せわしなく感じてしまい、動画を視聴した後の満足感が下がってしまうことがあります。

なんでもかんでも、切っていくのが正しいわけではありません。視聴者の年齢(40代以上)に合わせて、自然なトークにしたほうが反応がよく、YouTubeチャンネルの登録者数アップにつながります。

出演者のブランディングでテンポを決める

コンサルタント、美容などの専門家として「権威性」を打ち出したい場合は、ジェットカットが多いと、権威性が失われ「小物」に見えてしまいます。</p>

自分のポジションや、視聴者層に与えたいイメージを考えて編集をしていきましょう。

動画のテロップについて

よく質問で「テロップは、全部入れたほうがいいのか?(フルテロップ)」と聞かれるのですが、これも「視聴者」や「ジャンル」に合わせましょう。

フルテロップは、視聴時間を長くするために有効な手段です。

ただし、私のYouTubeチャンネルのような、ビジネス、勉強、スキルアップ、知識などを伝える場合、ラジオ感覚で、映像を見ないで、音声だけを聞いている人も多いです。

ラジオ感覚で、聞いている人は、「ながら聞き」をしていることが多く、動画の途中で離脱することが少なく、視聴時間が長くなる傾向があります。

私のYouTubeチャンネルでも、シンプルな見やすいテロップだけにしています。

テロップについては、視聴者の目的が「画面」か「情報」かによってテロップの量や表示のタイミングを変えるようにしましょう。

目的が「画面」(映像を見る)ならば、フルテロップを使う。目的が「情報」ならば、ラジオのように聞いている人が一定数いることを考えて、必要最低限のテロップにしてもいいでしょう。

動画の音楽・効果音について

動画を盛り上げるために「BGM」や「効果音」は重要です!

ただし、BGMの音量には注意をしましょう。BGMが大きすぎる人がいますが、ヘッドフォンとスピーカーの両方で音の確認をするようにしましょう。

BGMが、話している声よりも大きすぎると、聞きづらくなって、視聴者の離脱につながってしまいます。

SE(効果音)にも注意をしましょう。ラジオ感覚で聞いている人にとっては、SEが邪魔に感じることがあります。

「ながら聞き」をしているときに、効果音が鳴ると「なんだろう?」と、作業を止めて画面を見てしまい、作業の邪魔になってしまいます。

視聴の目的が「情報」の場合には、効果音を入れないのもありです。BGMも、うっすらと聞こえる程度にしたり、場合によってはなくてもいいでしょう。

私の動画でも、画面を見てほしいときは効果音を入れますが、動画の目的に合わせて、効果音やBGMなどを調整するようにしています。

視聴維持率で確認をしましょう

動画の編集で正解はありません。動画や視聴者に合わせた編集が必要になります。

動画の編集が合っているのかは、YouTubeアナリティクスで「視聴者維持率」を見て、確認をしましょう。

様々な動画を作りながら、編集パターンも試しながら、視聴者維持率で確認をして、あなたのYouTubeチャンネルに合った編集を見つけましょう。

関連記事
事業内容